2025.2.28
卒業生書籍紹介
卒業生書籍紹介 vol.1
山下真一氏(大学院文学研究科史学専攻修士課程修了)
◆ 鹿児島藩の領主権力と家臣団(2023年10月発行)
出版社:岩田書院
定価:12,100円(税込)
《内 容》
旧族居付大名(藩)の典型である近世大名島津家・鹿児島藩における藩政と領主権力のあり方について、最近の領主制論及や地域社会論に学びながら、外城制度・郷士制度に着目し、家臣団のうち、特に「私領」領主である都城島津家及びさらにその家臣団の視点から明らかにしたもの。
《プロフィール》
1964年生まれ。1987年立正大学文学部史学科卒業、1989年大学院文学研究科史学専攻修士
課程修了、2004年九州大学大学院比較社会文化学府日本社会文化専攻博士後期課程単位取得退学、2007年博士(比較社会文化)

牛尾 征治氏 (文学部社会学科卒業)
◆ 写真集『樹々を訪ねて 感動の出合い』
定価:2,000円(税込)
《プロフィール》
1937年東京都八王子市生まれ。1962年立正大学文学部社会学科卒業。1991年個展「日本百名山登頂記録」、1994年写真集「樹々三頭山」出版、1995年個展「樹々三頭山」、1998年個展「山の花」、1999年個展「樹々の秋」、2000年写真集「都民の森三頭山に咲く」出版、同年個展「都民の森三頭山に咲く」を開催、その後も定期的な個展開催と写真集の出版を行行い、併せて写真教室の講師、写真展、コンクール等の審査に携わる。
■日本写真協会会員■日本写真作家協会会員■多摩読売写真クラブ顧問
写真集に関するお問い合わせ:牛尾氏 042-654-3766

中澤吉勝(本名=齋藤吉勝)氏(文学部国文学科卒業)
◆ 血脈
定価:300円(税込)
古川家の「血脈」の秘密とは何か?そして、主人公のおれ(銀河)はどんな半生を送るのか?
筆者中澤氏が「超・私小説」と銘うつリアリズムを越えたリアリズムの結晶。81枚ここに完成!!

◆ 秋成幻夢
定価:300円(税込)
『雨月物語』の作者・上田秋成が、「無限能」の主人公(シテ)のように現代に蘇る。
中澤氏の30年以上にわたる研究から導き出される『雨月』の本当のテーマとは?秋成の人生観・人間観とは?筆者初の驚くべき歴史短編小説。ここに誕生!!

◆ むずかしい彼女 Kindle版
定価:300円(税込)
日本の近世時に流行した「洒落本(しゃれいぼん)」の世界が現代に蘇る。滝沢馬琴が提唱した「虚実皮膜論(きょじつひまくろん)」を念頭に、著者中澤吉勝氏が実体験したモチーフをもとに虚構短編に仕上げた切れ味鋭い、短くて心あたたまるお話。

◆ 謎解き「貧福論」私見『雨月物語』論
定価:500円(税込)
あらすじ紹介
『雨月物語』の最終篇をかざる「貧福論」。あの謎多き無味乾燥な「金銭問答論」には、実は<呪いの感情>が多分に含まれていた――。主要登場人物の「蒲生氏郷」「岡左内」、そしてその弟の「岡重政」、「豊臣秀吉」等の歴史をひもとくことによって、その<呪い>は二重三重に「御霊(ごりょう)信仰」の問題へと収斂(しゅうれん)されていく。参考資料28点、400字詰め原稿用紙100枚の論文大作。「私見『雨月物語』論」PART4、ここに完成!

◆ くす師・秋成と近世呪術文学 私見『雨月物語』
定価:500円(税込)
あらすじ紹介
『雨月物語』の最終篇をかざる「貧福論」。あの謎多き無味乾燥な「金銭問答論」には、実は<呪いの感情>が多分に含まれていた――。主要登場人物の「蒲生氏郷」「岡左内」、そしてその弟の「岡重政」、「豊臣秀吉」等の歴史をひもとくことによって、その<呪い>は二重三重に「御霊(ごりょう)信仰」の問題へと収斂(しゅうれん)されていく。参考資料28点、400字詰め原稿用紙100枚の論文大作。「私見『雨月物語』論」PART4、ここに完成!

《プロフィール》
1964年宮城県生まれ。1987年立正大学文学部国文学科卒業。卒業後は宮城県仙台市の業界新聞記者、宮城県公立中学校国語科教員を経て、現在はフリーライターとして活躍。
書籍に関するお問い合わせ:yoshimasa.1279@gmail.com