奨励賞受賞者報告

令和6年1月5日から令和6年2月20日まで募集を行いました「令和5年度第28回橘会奨励賞」につきまして、受賞者が決定致しましたのでご報告申し上げます。

この賞は、学術・文化・体育・慈善活動等広範囲の分野において活躍または努力をした個人・団体を表彰しています。

受賞者

優秀賞：星霜祭実行委員会　代表　今江隼人　さん（地球環境科学部地理学科4年）

応募内容
星霜祭は2023年春に実行委員が全員卒業、退会し新入生勧誘等も出来ない状況で、閉祭の危機となった状況の中、熊谷学生生活課が星霜祭継続の為学生募集を行った結果4年生1名、1年生3名が応募し、活動を始める。全員が大学祭運営が初めてという中で第36回星霜祭を開催出来た。４名という限られた人数と全てが初めての中、課外活動団体の出展・模擬店開催、業者によるキッチンカー出店など工夫を凝らし盛り上げた。本学卒業生のわくわくさん（久保田雅人氏）を迎え工作講演会を実施し、星霜祭の成功に繋げた。代々の先輩方から繋いできた大学祭を残すことが出来たこと活動を誇りに思っています。
受賞理由
実行委員が不在の為、開催の危機を乗り越え少人数の委員を中心に模擬店や工作講演会等を実施し、星霜祭を再開されたことから、今回の受賞となった。

努力賞：鈴木祐人さん（大学院法学研究科法学専攻修士課程2年生）

応募内容
１つ目は、東京TSネットという団体において学生サポーターとして、罪に問われた障がいのある方々の弁護活動とその福祉的な支援を行う活動の中で、複数人で支援のあり方や支援される本人の人生を考える事例検討委員会や立場を気にせずに集まることをコンセプトにしたTspaceへ参加し、多くのことを学ぶと共に運営の一助を担った。２つ目は、「オンブレ・ジャパン」でのボランティア活動を通して、ギャンブル・アルコール・薬物依存からの回復支援を行う中で、事務作業やグループディスカッション、通所されている方との交流等の貢献をさせて頂きました。３つ目は、八王子BBS会でのボランティア活動です。こちらは非行少年に接し更生を支援する活動の中で研修企画などに携わり表彰されました。４つ目は、人足寄場プロジェクトにおいて発表。講座犯罪学へ参加し、刑事司法と福祉について、様々な犯罪学理論等を学習しました。今後もこれらの活動を努力継続していくために今回応募しました。
受賞理由
犯罪学の基礎的事項を習得された中で、罪に問われた障害者の弁護活動、ボランティア活動、刑務所の歴史等幅広く学習されたことに対して奨励し、受賞に至った。

選考委員会特別賞：独立団体吹奏楽部　代表　鬼塚大夢さん（社会福祉学部社会福祉学科4年）

応募理由
令和5年8月に開催された「令和5年度東京都大学吹奏楽コンクール」に出場し、金賞受賞。全日本吹奏楽コンクール予選において、6年振りの全国大会出場が期待されたが惜しくも出場には至らなかったが、部員や活動式が減少する中で東京都大学吹奏楽コンクールでは27回連続となる金賞受賞や第63回東京都吹奏楽コンクール大学の部への出場を果たしてきた。学長とアルバイトの両立を図り日々練習に情熱を注ぎ真摯に向き合ってきている。令和5年度第49回東京都大学アンサンブルコンテストに「金管8重奏」、「打楽器3重奏」の2団体に出場し両団体とも金賞受賞した結果、第47回東京都アンサンブルコンテスト予選に出場することが決定した。複数団体が１大学から上位大会に出場することは快挙であり、評価に値することから応募しました。
受賞理由
日々努力を重ね吹奏楽コンクール27回連続金賞、アンサンブルコンテスト二団体においても金賞を受賞。努力の賜物であり、今回の受賞に至った。

表彰式

令和6年5月25日（土）に開催されます「橘会定期総会」にて表彰式を行います。