2025.11.25
卒業生の活躍
「ご縁と時を大切に」(1992年法学部卒業 三遊亭神楽さん)
学生時代の思い出
少林寺拳法部とクイズ研究会(入学時は『ウルトラクイズ愛好会』でしたが後に改称)に所属しましたが、入部後少林寺拳法部から体育会本部へ、体育会本部から体育祭実行委員会に派遣され、結果4つの団体を掛け持ち所属となり課外活動でとても忙しい学生生活でした。少林寺拳法は二段を取得し、クイズでは『さいたま博覧会ジャンボクイズ大会』で2300人の参加者の中から優勝し、ペアでハワイ旅行を獲得したことが思い出に残っています。

現在のご活動
噺家(落語家)として、落語を通じて“魅惑のワンダーランド”創出に邁進、奔走する日々を送っています。
落語を楽しんでもらいたいということは勿論なのですが、日本は少子高齢多死社会を迎えています。孤独・孤立している人が増えている世の中です。落語で描かれている世界のように人びとが関わり合い、気に掛け合いながら暮らしていくことの大切さを落語で再認識して頂く機会になれば良いと思っています。
在学生へのメッセージ
“学生時代は長いようで短い”と云われますが人生の中で最も自由に使える時間が多くあると考えると“長い”とも捉えられます。
その期間を有益なものにするか、空虚なものにするかは各々の意識次第です。卒業時「学生生活はあっという間だったけれど長かった」と感じたら充実した学生生活を送れたということになるのではないでしょうか。
そして学生生活に恵まれた“ご縁”を大切にしてください。社会に出てからもご縁は大事ですが学生時代のそれは特に貴重なものに思います。
活動の紹介
青森市観光大使を拝命し職業柄折に触れ微力ながら故郷のPRに努めています。
学生諸君は生まれ故郷に対する想いが強い人は少ないかも知れません。若いうちはいろんな世界を見聞きするべくどんどん出て行ったら良いと思います。多くの人は年齢を重ねるに連れ故郷への思いが強くなってくるものです。そうなった時にできることをできる範囲で故郷に貢献していけば良いのではないでしょうか。外の世界を知っているからこそできる故郷への恩返しもあるのです。



